今回の記事で分かること
- オルカンとS&P500のどっちがおすすめか?
- S&P500とオルカンのリターン比較
- 今後S&P500は全世界株式よりも5/3以上の成績は出ない?
この記事では上記のような疑問を解決します。
※以下の内容は時価総額加重平均型の場合の話となります。
初めに結論
✔米国株式(S&P500)がオススメな人
➡︎0.1%でもオルカンより
高いリターンが欲しい方!
▶「リターン重視の方」
✔全世界株式(オルカン)がオススメな人
➡リターンはS&P500よりも低くても、
リスク分散と投資リターンが
将来S&P500に近づく可能性が高いと思う方!
▶「リターンよりも安定を求める方」
新NISAについて
新NISAのいい点は投資の利益に対して
税金がかからないことです!
(1,800万円まで非課税枠があります。)
通常、株式投資によって生じる利益に対して
20.315%の税金がかかります…
例えば、100万円の利益が出ると、
約20万円の税金がかかりますが、
新NISAを使うと非課税という神制度!
S&P500とオルカンの成績比較
S&P500とオルカンではリターンが異なる!
オルカンの方が全世界にリスク分散している分、
トータルリターンが低いよ!
その分、ボラティリティ(株価の変動率の大きさ)が
小さく、暴落時の下落率が低い傾向にある!
2008年~2023年の15年間で計算すると、
S&P500の投資成績は3.77倍、
オルカンの投資成績は2.52倍となり、
リターンに約1.5倍も差があります!
全世界株式における米国株式の比率
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の目論見書(2023年9月8日)
目論見書からオルカンの米国株比率は60.6%です。
つまり、約3/5の比率であり、今後S&P500は
全世界株式の5/3が投資倍率の最大値になります。
これは逆数が最大値と考えるためです。
大事なのはS&P500もオルカンも時価総額加重平均型ということ!
時価総額加重平均型は時価総額の大きい企業ほど割合を多く組み入れるという方式です。
つまりオルカンで考えると、アメリカ企業の割合が増えると、株価も上昇します。
👇詳しくはこちらの記事で!👇
今後S&P500は全世界株式よりも5/3以上の成績は出ない?
上記の図は、米国以外の株式が数十年後
0ドルになった場合を仮定したときの計算です。
ここから投資倍率は最大値が5/3になることがわかります。
(※配当金や株価の値動きを無視した計算です。)
2パターンで計算してみると…
このまま3.77倍で米国株が成長すると…
上図のように、1.3倍となり、
リターンの差が小さくなることがわかります。
このまま2.52倍で全世界株が成長すると…
上図のように、1.2倍となり、こちらの場合でも
リターンの差が小さくなることがわかります。
結論
つまり、米国株が成長すると、
オルカンの米国株式比率が高まり、
オルカンのリターンが米国株式に近づきます!
最後に、大事なこと言います!
全世界株式のリターンが米国株式に近づくだけで、
S&P500がオワコンっていうわけじゃないよ!
なので、初めにお伝えした以下の内容で、
二つの銘柄を選ぶのがいいと思います。
✔米国株式(S&P500)がオススメな人
➡︎0.1%でもオルカンより
高いリターンが欲しい方!
▶「リターン重視の方」
✔全世界株式(オルカン)がオススメな人
➡リターンはS&P500よりも低くても、
リスク分散と投資リターンが
将来S&P500に近づく可能性が高いと思う方!
▶「リターンよりも安定を求める方」
以上、見てくれてありがとうございました!
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